多汗症のセルフチェック

多汗症とは?

多汗症とは?

多汗症とは、汗の臭いは気にならないのですが、だらだらとわきの下に汗が流れてきたり、わきの下の黄ばみや原色のブラウスなどを着たときに出来る汗ジミが気になるといった症状です。全身から汗が多く出る場合と局所的に多汗症である場合があり、わきの下だけではなく、顔、手足といった場所にもおこります。

自分が多汗症かもしれない、とお悩みの方はまず下記のチェック項目を確認してみてください。セルフチェックはあくまでも多汗症の基本的な症状を元に作成しておりますので、気になる方は一度カウンセリングにご来院していただくことをおすすめしております。

多汗症チェックシート

生活習慣に関するチェック項目

  • ストレスを感じる事が多い
  • 揚げ物などの油っこい食べ物が好き
  • 野菜は好まず、肉料理の方が好き
  • 睡眠不足だったり、睡眠時間が不規則
  • 普段、暴飲暴食になりがち
  • タバコを吸ったり、お酒をよく飲む

症状に関するチェック項目

  • 体臭が気になる
  • 緊張すると手のひらやわきの下に汗をかく
  • 靴を脱いだ時に、匂いが気になる
  • 暑くないのに、汗ばむときがある
  • ワイシャツなどのわきの下に黄色い汗染みができる
  • 家族や友達などに、体臭や汗の匂いを指摘された事がある
  • 電車やバスの吊り革や車のハンドルが濡れる事がある
  • 雑誌や新聞を読むと紙が濡れる
  • パソコンのキーボードが濡れる事がある

多汗症の原因

多汗症の原因

わきの汗には、アポクリン腺から分泌される汗とエクリン腺から分泌される2種類の汗があります。

多汗症はエクリン腺から多量の発汗が起きる症状で、原因は特定が難しいと言われています。

ストレスや緊張、不安やホルモンバランスの崩れ、食生活の乱れ、タバコやカフェインの過剰摂取などが原因の一部とも言われています。このように、不安やストレス等で汗をかいてしまう事を、精神性発汗といいます。精神的発汗は、ストレスを感じる事によって、自律神経のバランスに乱れが生じ、交感神経が優位になり汗をかく事です。交感神経と副交感神経は通常の状態であればバランスを保っているのですが、自律神経に何らかの影響がある事で、偏りが生じてしまうのです。

多汗症の悩み

多汗症の悩みにはリラックスが大切!

多汗症の悩みにはリラックスが大切

多汗症は、精神的なストレス等で症状があらわれるという事も原因として考えられています。
自律神経は、自身でコントロールできないものです。「汗をかきたくない」「汗をかいてはいけない」と思うほど、ストレスや緊張を感じ、逆に発汗を促してしまいます。

ですので、できるだけリラックスできる生活環境を整える事が大切です。なるべくストレスをためないようにする事。スポーツやカラオケ、その他リラックス効果が期待されるアロマテラピーなどによって、多汗症の悩みは、少し軽くなるのではないでしょうか。

多汗症でお悩みの方へ

多汗症でお悩みの方へ

多汗症の原因はホルモンバランスの乱れ、体質、生活習慣、ストレスによるものなど様々です。治療方法には薬物療法、外用薬から外科手術となる交感神経切除などがあり、それぞれの治療法のメリット・デメリットを正しく理解する必要があります。
そういった治療も選択肢としてあるのか、きちんと説明をしてくれるのか、患者さまにとって信頼できるクリニックを探すことが重要です。
当院では患者さまの身体的負担や日常生活への影響を最小限に抑えつつ、多汗症のお悩みから解放される治療方法を導入していますので、多汗症でお悩みの方は梅田・心斎橋フェミークリニックへご相談ください。

多汗症に関するよくある質問

多汗症の症状に特徴はありますか?「汗っかき」との違いは?
多汗症と汗っかきは、似ているようで大きく異なるものです。多汗症の症状には、「暑くないのに汗をかく」「わきや手のひらなどに局所的に汗をかく」という、独特の特徴があります。

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わき汗が多いのですが、病気でしょうか?
汗腺が多く存在しているわきの下は、そもそも汗がでやすい環境にあります。そのため、わき汗がでることはとても自然な生理現象なのです。
しかし、その量や発汗のタイミングによっては、「多汗症」という病気の可能性も考えられます。「暑くもないのにわき汗が止まらない」「洋服のわきの下部分にできる汗ジミの範囲が広い」などの症状に心当たりがある方は、多汗症を疑ってみてもいいかもしれませんね。

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多汗症に効果的な食べ物はありますか?
多汗症を食事だけで完治させることは難しいですが、症状を緩和させることは可能です。発汗作用のある食べ物を避け、発汗抑制効果やリラックス効果のある食べ物を積極的に取り入れることをおすすめします。

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多汗症の効果的な対策を教えてください。
多汗症治療を行うことが最も効果的な対策と言えますが、ご自身で行える対策ももちろんあります。例えば、多汗症の原因の一つとして考えられる「自律神経の乱れ」を改善する対策として、ストレス解消や正しい生活習慣を心掛けることも多汗症状の抑制には効果的と言えるでしょう。
ただし、これらは根本的対策にはならないため、多汗症の悩みが深い場合には、医療機関に相談をしてみてください。

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ワキガは遺伝すると聞きましたが、同じように多汗症も遺伝するのでしょうか?
実際のところ、多汗症と遺伝の関係性は明確には明らかにされていません。ただし、多汗症は生まれ持った体のつくりにより起こる症状ではなく、交感神経の過剰に働きが主な原因です。そのため、多汗症と遺伝の関係性は薄いと考えられるでしょう。

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多汗症に効果的な制汗剤を選ぶポイントはありますか?
まずは配合成分をしっかり確認することが大切です。どんな効果が期待できるのか、さらには安全性もチェックし、肌へのダメージが少ない安心して使える制汗剤を選びましょう。

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ボツリヌス菌注射(ボトックス)は繰り返し打つと効果が無くなるって本当ですか?
ボツリヌス菌注射(ボトックス)には、「抗体形成」というリスクがあります。ボツリヌス菌に対しての「抗体」ができてしまうと、それ以降ボツリヌス菌注射が効き辛くなってしまいます。しかし、頻繁な施術を避けることで、抗体ができるリスクを抑えてしっかりと多汗症治療の効果を持続させることができます。

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