多汗症とは、汗の臭いは気にならないのですが、だらだらとわきの下に汗が流れてきたり、わきの下の黄ばみや原色のブラウスなどを着たときに出来る汗ジミが気になるといった症状です。全身から汗が多く出る場合と局所的に多汗症である場合があり、わきの下だけではなく、顔、手足といった場所にもおこります。
自分が多汗症かもしれない、とお悩みの方はまず下記のチェック項目を確認してみてください。セルフチェックはあくまでも多汗症の基本的な症状を元に作成しておりますので、気になる方は一度カウンセリングにご来院していただくことをおすすめしております。
わきの汗には、アポクリン腺から分泌される汗とエクリン腺から分泌される2種類の汗があります。
多汗症はエクリン腺から多量の発汗が起きる症状で、原因は特定が難しいと言われています。
ストレスや緊張、不安やホルモンバランスの崩れ、食生活の乱れ、タバコやカフェインの過剰摂取などが原因の一部とも言われています。このように、不安やストレス等で汗をかいてしまう事を、精神性発汗といいます。精神的発汗は、ストレスを感じる事によって、自律神経のバランスに乱れが生じ、交感神経が優位になり汗をかく事です。交感神経と副交感神経は通常の状態であればバランスを保っているのですが、自律神経に何らかの影響がある事で、偏りが生じてしまうのです。
多汗症は、精神的なストレス等で症状があらわれるという事も原因として考えられています。
自律神経は、自身でコントロールできないものです。「汗をかきたくない」「汗をかいてはいけない」と思うほど、ストレスや緊張を感じ、逆に発汗を促してしまいます。
ですので、できるだけリラックスできる生活環境を整える事が大切です。なるべくストレスをためないようにする事。スポーツやカラオケ、その他リラックス効果が期待されるアロマテラピーなどによって、多汗症の悩みは、少し軽くなるのではないでしょうか。
多汗症の原因はホルモンバランスの乱れ、体質、生活習慣、ストレスによるものなど様々です。治療方法には薬物療法、外用薬から外科手術となる交感神経切除などがあり、それぞれの治療法のメリット・デメリットを正しく理解する必要があります。
そういった治療も選択肢としてあるのか、きちんと説明をしてくれるのか、患者さまにとって信頼できるクリニックを探すことが重要です。
当院では患者さまの身体的負担や日常生活への影響を最小限に抑えつつ、多汗症のお悩みから解放される治療方法を導入していますので、多汗症でお悩みの方は梅田・心斎橋フェミークリニックへご相談ください。