ミラドライは、切開手術と比較すると格段にダウンタイムの少ないワキガ・多汗症治療です。
ワキガ臭や汗の量が軽減する効果は施術直後から実感でき、翌日から日常生活に戻ることも可能です。
ただし、個人差はありますが、ミラドライの施術後には照射部位の腫れやしこりといったダウンタイムの症状が出ます。
また、施術の直後には、いくつかご注意いただきたい点もございます。
ミラドライによるワキガ・多汗症治療をお考えの方のために、ミラドライの術後経過について、順を追ってご案内します。
ミラドライの施術途中は、局所麻酔が効いていますので痛みはありません。
ただし、術後数時間が経って麻酔が切れると、ヒリヒリと痛みが生じることがあります。
痛みを感じた場合には、処方する痛み止めを服用してください。
また、痛みや腫れを早く落ち着かせるために、お渡しするアイスパックで脇の下を冷やしながら安静にお過ごしいただくことをおすすめします。
ミラドライの施術直後は、炎症を悪化させるのを避けるため、湯船につかる入浴は避けてください。
シャワー浴であれば、当日から可能です。
多くの場合、ミラドライによるワキの腫れ・痛みは当日夜~翌日にピークを迎え、1週間前後で落ち着きます。
多くの場合は、術後1週間が過ぎると、ワキを触った時に皮膚の固さや痛みを感じる程度で、日常生活を送る上ではほとんど気にならないレベルになります。
ただし、腫れが引いた後も、軽度の痺れやしこり、むくみといった症状は、1ヶ月以上残るケースもございます。
また、ミラドライの治療効果を最も強く実感していただけるのもこの時期です。
ミラドライの施術を受けた翌日以降、今まで通りの日常生活を送る中で、「制汗剤を塗らなくてもワキガ臭が全然気にならない!」「シャツに汗ジミがつかなくなった」などといった嬉しい効果を実感していただけることでしょう。
ミラドライの施術から3日後には湯船につかる入浴も可能ですが、もし強い腫れや痛みが残っている場合には、避けていただくことをおすすめします。
また、ミラドライ照射後のワキの皮膚は敏感な状態になっていますので、入浴の際にはワキをゴシゴシ擦ることは避けましょう。
加えて、激しい運動も1週間程度は避けるようにしましょう。
可能であれば、ミラドライの施術後1週間の間は安静に過ごしていただくことをおすすめします。
ミラドライの施術から1ヶ月から半年が過ぎる頃になると、治療痕もすっかり気にならなくなる半面、「汗のニオイが戻った…?」「施術直後よりも汗の量が増えた」と感じ始めます。
ミラドライは、ワキの汗腺を完全にすべて破壊できるわけではありません。どうしても、一部の汗腺は破壊しきれずに残ってしまいます。
施術から1ヶ月が過ぎると、破壊しきれずに残った汗腺が、ミラドライのダメージから回復して再び活動するようになります。そのため、汗の量・ニオイが少しだけ戻るのです。
「ワキガが再発したのではないか」と不安に思う方も多くいらっしゃいますが、これはミラドライの正常な作用ですので、ご心配は不要です。
元々ワキガでずっと悩んでいた方は、人並み以下の症状になっても、ついつい自分の汗・ニオイに敏感になりすぎてしまうもの。
汗のまったく出ない人、ニオイのまったく無い人はいないのですから、あまり気にしすぎないようにしましょう。
最終的な仕上がりは施術から3ヶ月~半年後です。
個人差はありますが、汗の量・ニオイは、ミラドライの施術前から約7割程度減少します。
フェミークリニック梅田院・心斎橋院では、ミラドライのアフターサポートも万全。
ミラドライの施術直後でも、施術から期間が空いてからでも、気になる点や不安な点などがあればその都度お気軽にご連絡ください。
なお、基本的にはミラドライの施術後の通院は不要ですが、当院では、施術から1ヶ月後に、任意で経過確認の診察を行っております。この際に追加費用はかかりません。
照射部位の様子を確認した上で、皮膚の硬さやツッパリ感を解消するためのマッサージなどセルフケアについてもご案内いたします。
ミラドライの施術を受けたことさえ忘れるほど快適な生活を送れるようになるまで、当院では責任を持ってサポートいたします。