わきがや多汗症に高い効果をもたらす「ミラドライ」は、フェミークリニックに限らず、全てのクリニックにおいて、自由診療として扱われています。
つまり、どのクリニックに行ったとしても、健康保険が適用されることはありません。
となると、保険適用がされる治療に比べると、どうしても高額にはなってしまいますが、それでもミラドライはわきが・多汗症治療として、高い人気を誇っています。
その理由とは、一体どのようなものなのか。詳しくご説明いたしましょう。
健康保険が適用となるわきが・多汗症治療は、切開手術での治療法のみです。
これは、汗の元となる汗腺を切除することで、根本的に臭いや大量に分泌される汗の元を断つというもの。
ただし、切開を伴う手術がゆえに、傷跡が残るというデメリットを気にする患者様も少なくはありません。
手術は治療効果が高いとされていますが、それでもアポクリン腺の取り残しにより「術後も臭いが完全に取りきれない」といった事例もいくつか報告されています。
さらに切開術による治療の場合、また広範囲の縫合による、以下のような後遺症もリスクとして挙げられます。
・皮膚のひきつり
・神経や血管の損傷による、痺れ
このような多くのデメリットがあることから、たとえ保険が適用されるとはいえ、保険適用のわきが・多汗症治療を敬遠される方も多いのです。
ミラドライは、アメリカの行政機関「FDA(アメリカ食品医薬品局)」の厳しい審査の下で、認可された医療機器です。
そのメカニズムは、ミラドライに搭載される「マイクロウェーブ」によって、汗を分泌するアポクリン腺・エクリン汗腺を破壊するというもの。すると、汗の分泌が抑制され、わきがや多汗症といった、汗による問題が解消されます。
ミラドライはメスによる切開を伴わないわきが治療。
そのため、治療後のダウンタイムも少ないというのも、ミラドライの嬉しい特徴です。
そして何より、大きな傷や縫合による後遺症を伴うリスクもないという点も、保険適用の治療と比べて選ばれる点と言えます。
ミラドライは強い電磁波を照射することで、汗腺を破壊するメカニズムを持っていますが、その際周辺の皮膚にダメージを与えるリスクは極めて少ないと言えるでしょう。
なぜならミラドライは、皮下組織にアプローチするマイクロウェーブを利用することで、汗腺のみにダメージを与える仕組みを持っているからです。
そもそも、わきが治療の保険適用には、医師の診察で「重度のわきがである」と診断される必要があります。
わきがの症状が軽いと、治療の必要はないとして、保険適用でのわきが手術ができないのです。
症状が軽度であっても、わきがの臭いは気になるもの。
ミラドライを始めとした自由診療は、わきがの症状の程度にかかわらず、患者様のご希望によって治療を受けることができます。
確かに、保険適用となるわきが手術は費用の安さというメリットがあります。
しかし、皮膚の切開による傷跡や、長いダウンタイムといった治療後のリスクも伴います。
一方で、ミラドライは保険適用外であるものの、切開が不要でダウンタイムも短いというメリットが挙げられるでしょう。
保険適用の有無など目先の情報に惑わされず、双方のメリットとデメリットをしっかり理解した上で、ご自分に合った治療を選びましょう。
患者様が納得の行くわきが治療の選択ができるよう、フェミークリニックはサポートします。
ミラドライについてもっと詳しく知りたい、相談したい、という方は、ぜひお気軽に当院の無料カウンセリングにお越しください。